ポコとピアノの物語

ポコとピアノの物語制作委員会

シューマンOp.68

ピアノ連弾はソロよりも旋律が3声、4声と容易に厚くできるが

その分各個のインテンポのシェアが難しい。

その難度とは別に、特に男性のピアノの連弾において、

恋愛とは少し違う不思議な感覚を感じることがしばしばある。

二人の男性が隣り合って同じ方向を向くというのは

日常ではそんなにないことで、ピアノの連弾以外だと

公衆トイレくらいだろうか?

この不思議な感覚については、何の気なしに感じて

すぐに忘れてしまうことが多い。しかしこの感覚が、

誤解とともに自信喪失につながること

があるので最大限注意する必要がある。

 

不思議な感覚とは、自分のポコチンより

隣のポコチンのほうが長く見えるという現象である。

この現象については長年の研究や議論があり、

この100年において進捗がなかったのであるが、

最新の知見を述べていく。

 

まず実際のポコチンの長さをL、射性角(ポコチンを見る

角度)をAとすると、見かけの長さはEは

 

E=L・sinA  

 

で表される。これによると自分のポコチンが実際に10㎝だとすると

射性角は30度なので、

 

自分のポコチンの見かけの長さ E=10・sin30=10×1×0.5=5㎝

 

つまり自分のポコチンを自分で見ると半分の5㎝にしか

見かけの長さがなくなってしまう。

これに対し連弾相手のポコチンは

 

相手のポコチンの見かけの長さ E=10・sin60=10×1.73×0.5=8.65㎝

 

つまり連弾相手のポコチンの長さは1.73倍 約2倍近くに見えてしまう

ということがわかる。

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