ポコとピアノの物語

ポコとピアノの物語制作委員会

メトードローズOp.2-21

「あのこーはたいようの こまちっ! えん!じぇる!

 フフフフ フッフフー フフフッ  えん!じぇる!」(B‘z風)

手拍子しながら大声で歌いながら近づいてくるのは

校長であるドーマ卿だ。歌っている曲の選曲は頭を抱えたくなる。

ていうか歌詞 きちんと覚えようよ。

いや、それ以前にそんな大声で今歌うな と心が叫ぶ。

「校長先生!今日はリモート会議ですよ、10時に部屋に

いてくださいね!」私は校長にスケジュールを確認した。

「いちおくとーにーせんねんまえから

         しーってーまーすー!」(創世のアクエリオン風)

今自分はハリセンを持ってなくてよかったと思った。

 

うちの音楽学校は

イリアムフレーゲル男爵夫人が経営している

大学である。ウイリアムフレーゲルの祖父は

農地の大地主で小作人から税金と農地使用料として

重課税を巻き上げていたことで有名で、

その息子でウイリアムフレーゲルの父は

反対に豊作で作物が値崩れしたときに

原価割れの価格で作物を買い上げ貯蔵し

値が戻ったときに売るシステムを

構築した人物でこのシステムにより

作物が安定して市場に供給されるように

なり、彼自身も巨万の富を得たと言われている。

イリアムフレーゲル男爵は

地方の議員であったが身分が高かったので

皇室とのかかわりがあった。

当時皇室から音楽に関する教育機関

作りたいという要望があり、

それを知ったウイリアムフレーゲル男爵は

自ら出資し自分の妻をオーナーにして

実務的なことは当時宮廷音楽家だった

ドーマ卿に校長を任せたという経緯がある。

ドーマ卿には妻エバと子供ミュゼットがいる。

校内を3人で散歩している姿はよく見かけられる。

ドーマ卿は人望も厚く、愛妻家、イクメンである。

唯一弱点があるとすればおやじギャグがつまらない。

 

メトードローズピアノ教則本下巻の21曲目

「かわいいミュゼット」です。かわいい子供が

飛び跳ねるように遊んでいる雰囲気です。

 

 

 

 ドーマ卿がよく言うくだらないおやじギャグ一覧

 

青菜に塩ラーメン

 

シンコペーション → チンコペーション

 

インテンポで → インポテンツで

 

メルセデス便器にのってきまーす(と言ってトイレに行く)

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