ポコとピアノの物語

ポコとピアノの物語制作委員会

ピーターラビットOp.3-12

音楽学校の朝は早いです。起床して朝食をとり

寄宿舎から教室へと向かいます。

今日は音楽の授業です。

音楽学校の音楽の授業というのは

一般で言うと道徳とか倫理に近いでしょう。

自分にとって音楽とは何かについて考えていく授業です。

 

私はオーペンハルゲン教授が授業をする準備をしたり

学部生の出席をチェックしたりします。

音楽の授業は非常に考えさせられる内容です。

 

今日の授業は画商の話でした。

日本では絵画に投資する人は必ず絵を保存するための

部屋をもっています。買った絵を押し入れなどにポイっと

置いておけば染料がすぐに剥げ落ちるからです。

そして絵画はイベントや画商人から

は買いません。デパートで買います。それは

個人から買うとその個人が取引をやめると

価値の担保がなくなるからです。

そして、絵の内容では選ばずに

東京芸大卒の方のものしか買わないのです。

値崩れしづらいからです。

これが現実です。

私たち芸術という表現者

例えばピアノで生活するならば

一回だけ拍手喝采のコンサートが開けてもだめなのです。

継続した収入源を得るため、したたかに

自分の音楽を聴いてもらえるための研究

をしなければなりません。

 

ピーターラビット3のアニーローリーです。

ティーチェルシャルレーはもっとはやく!

もっとはやく!としかいいませんでしたが、

野田さんの小学校の下校の音楽がこの曲で

このスピードだったのでこれ以上は・・・

 

今、不要不急の新型オトナセックス

に伴い、いま3密が騒がれています。

 

したい

やりたい

やらせてください

 

です。 

このような現状を踏まえ

私たちは音楽と向き合っていかなければいけません。

 

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